サンタアリシア
ワイナリーは1954年、チリワイン造りの中心地マイポヴァレーに創業以来、絶えず改良が続けられ、 現代的なワイン醸造技術と木目細やかな手作りの伝統が見事に溶け合ったワイン造りを特徴としている。
マイポ・ヴァレーでは、ヨーロッパ優良品種の栽培の歴史が古く、アンデス山脈から海岸線に向かう変化に富んだ地形を利用して葡萄栽培が行われている。 中でもサンタアリシアの葡萄畑はアンデス山脈に最も近い麓に位置するため、昼夜の寒暖の差が大きく、アンデス山脈からの ミネラルたっぷりの雪解け水を一番初めに受けることができる。
冬季は温暖で雨の多い気象条件で葡萄栽培に最適な気候となるが、 殆ど雨の降らない夏には灌漑の必要があり、アンデス山脈の雪解け水を葡萄園に張り巡らしたホースから、ドロップ方式の灌漑を実施している。
サンタアリシアワイナリーには、ステンレス製タンク、エポキシド・コンクリート製タンク、木の樽など、総量350万リットルを収納できる樽があり、 さらに、20万本のリザーブとグランレゼルバのボトルが貯蔵されている。
ワイナリーには最新の装備があり、ワインの醸造、処理、ろ過、瓶詰めが行われる。この装備はヨーロッパ製が主で、いずれも使用歴6年以下の最新型である。
2007年チリアンワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞
サンタアリシアは、数々のコンテストで受賞歴を持つ、名実ともにチリの実力派ワイナリー。
2007年インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションでは「チリアンワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。
サンタアリシアのワインについて
■スタンダード
ステンレスタンクで醸造し(樽熟成なし)、質の高い原料葡萄の味わいをそのまま生かして造られるスタンダードシリーズ。 (スクリューキャップ使用)
■レゼルバ
選ばれた高品質の原料葡萄をフレンチオークやアメリカンオーク(主にカルムネール)の木樽で熟成させた上級ワイン。
■グランレゼルバ
カベルネ・ソーヴィニヨン / シャルドネの2種があり、 収穫は全て手摘みで1haあたり6000kg以下。フレンチオークの小樽(新樽と2年目の樽を50%ずつ)を使用。 各ワインの状態を見ながら、樽熟、瓶熟を経て、丁寧に仕上げたワイン。生産量はサンタアリシア全体の僅か5%。
■スーパープレミアムワイン
トップレンジの「ミランテュ」。毎ヴィンテージ高い評価を受けるサンタアリシアのスーパープレミアムワイン。