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甲州 ドライ 2015
Koshu Dry 2015

▼生産地
山梨県甲府市
▼葡萄品種
甲州 100%
▼醸造・熟成
搾汁率を高めることでなるべく果実の風味を果汁に引き出すことを考え、フリーとプレスの果汁を澱引き後にブレンドすることによって、葡萄本来の風味を活かした果汁にすることができた。甲府地区は発酵を活発にし、果実のフルーティーな香りを引き出し、柔らかな口当たりをもたらす酵母(ICV Opale)、穂坂地区にはフローラルでトロピカルな香りを引き出す酵母(VL−1)を使用。12℃〜16℃で約14日間で発酵は終了した。ブレンド後、シュルリーは行わず、直ちに澱下げを行った。そして発酵中に発生した炭酸ガスを微量に残すことで酸味を補えるよう以降の工程で注意を払った。

※2015年を一言で表すと非常に不安定な年であった。3月から5月にかけての気温は例年より高く、葡萄の生育が早まり、栽培家は葡萄の生育に即した作業を行うことが困難であった。また6月以降は降水量が例年と比べて多く、特に7月は過去10年間の中で2番目に多い降水量であった。8月に入ると猛暑日は少なく下旬には例年より涼しさを感じ、葡萄の色づきは早まった。そして9月に入ると台風の影響でまとまった降雨があり収穫のタイミングに苦慮した。このような不安定な気候の中、栽培家の防除は問題なかったが、葡萄自体が水分を吸い上げてしまったのか、収穫量は増えるものの糖度が上昇しにくくワイン造りも苦労するヴィンテージであった。
[収穫日] 甲府地区9月22日、23日 糖度14.2 酸度 9.5、穂坂地区9月28日 糖度14.5 酸度 9.0
▼味わい
色調は淡いイエローで和柑橘の香りや、白い花やハチミツやそしてリンゴのような甘い果実の印象の香りがあり、口に含むと柔らかな口当たりですっきりとした飲み口だが程よい酸味が爽快で、ジューシー感さも感じる。そして果実の酸味とほのかな甲州特有の苦みが心地よい余韻となる。

刺身、寿司、天ぷら、ポン酢で食べる鍋物や酢の物、そして、出汁や味噌などの和の調味料との相性が良い。甲州自身が強い自己主張をしないので、野菜の煮物などでも素材の味わいを損なうことなく、繊細な和食全般によく合う。
▼受賞歴/認証団体など
SAKURA ワインアワード 2016 金賞
▼POSコード
4995815115406
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